昔からよくあるテーマだけど、最近また目についたので書いておきます。
今シーズン、moto2クラスにちょこちょこ代役などで出てくるライダー
マヌエル・ゴンザレス
(SSP600)
フェルミン・アルデゲール
(CEV moto2)
アロンソ・ロペス
(CEV moto2)
本来はもっと活躍できるはずの才能があるのに、金がなくて苦労している人たちです。
マヌエル・ゴンザレス(Manuel GONZALEZ )は、SSP600では初勝利をおさめたりして、
最近すごく活躍しています。
moto2にも2回ほど出場しました。
この人、ヨーロピアンタレントカップ(ETC)の初代チャンピオンなのですが、
翌年Moto3 jrに昇格しなくて、いきなりSSP300でした。
不可解なこのパターンってまさかと思ったら・・・。
2017年当時はマヌエル・ゴンザレスの情報なんて全くなかったので、特に気にしてなかったのですが、
今一度調べてみたら興味深い記事がありましたよ!
ゴンサレスの裏話
(スペイン語)
https://www.formulamoto.es/zona-competicion/deben-pilotos-motociclismo-pagar-correr/50125.html
かいつまんで内容を書くと、
ETCの年間上位ランキングのライダーに対して、
ドルナは、CEV moto3クラスで優れたモーターサイクルを使用して1年のメリットを保証する必要があります。
しかしゴンザレスは初代チャンピオンになったにも関わらず、翌年moto3よりはるかにレベルの劣るSS300クラスに移籍させられた。
彼ら(moto3チーム)は彼(ゴンザレス)にお金を要求したということです。
初代チャンピオンにそういう冷遇があったとは!!
・・・ドルナは援助できなかったのか!?と。
これじゃあ、なんのためのタレントカップ設立か意味不明です。
今思えば、ゴンザレスってETCデビュー戦で一番ボロボロのつなぎを着ていたよね。そんなに貧乏だったんだ💧
さらにこの記事には、
最近ではマドリード出身の若手、ホルヘ・マルティンとアロンソ・ロペスもそうだと書いてある。二人とも金持ちでもなく、スポンサーもなく、才能だけで這い上がってきた実力者だ。
マルティンは今でこそmotoGPクラスで活躍しているけど、CEVもあまり出場できてなくてかなり苦労してきたし、 ロペスは才能が認められて(支払いなしで)CEVのEstrella Galiciaに入り活躍、そのまま世界選手権にも昇格したものの・・・
その後はご存知、今シーズン前に金がらみで突然グランプリからはじき出されている。
https://www.as-web.jp/bike/660302?all
そして、2019年ETCでランキング3位だったフェルミン・アルデゲールも
金がなくてmoto3 Jrに行けなかったって自分で言っている。
https://doublemap.es/fermin-aldeguer-mi-objetivo-2022-mundial-moto2-motogp
どれもこれも、なかなかひどい話ですね😡
インタビューの最後には、自分(フェルミン)はホルヘ・マルティンと立場が非常に似ている。 なんの援助もなく苦労してきたからだ、と言っている。