金と才能、どっちが強いか。マヌエル・ゴンザレス他...

2021-09-17

FIM CEV moto2

昔からよくあるテーマだけど、最近また目についたので書いておきます。
今シーズン、moto2クラスにちょこちょこ代役などで出てくるライダー

マヌエル・ゴンザレス (SSP600)
フェルミン・アルデゲール (CEV moto2)
アロンソ・ロペス
CEV moto2)

本来はもっと活躍できるはずの才能があるのに、金がなくて苦労している人たちです。

マヌエル・ゴンザレス(Manuel GONZALEZ )は、SSP600では初勝利をおさめたりして、 最近すごく活躍しています。
moto2にも2回ほど出場しました。

この人、ヨーロピアンタレントカップ(ETC)の初代チャンピオンなのですが、
翌年Moto3 jrに昇格しなくて、いきなりSSP300でした。

不可解なこのパターンってまさかと思ったら・・・。





2017年当時はマヌエル・ゴンザレスの情報なんて全くなかったので、特に気にしてなかったのですが、 今一度調べてみたら興味深い記事がありましたよ!

ゴンサレスの裏話 (スペイン語)
https://www.formulamoto.es/zona-competicion/deben-pilotos-motociclismo-pagar-correr/50125.html

かいつまんで内容を書くと、
ETCの年間上位ランキングのライダーに対して、 ドルナは、CEV moto3クラスで優れたモーターサイクルを使用して1年のメリットを保証する必要があります。 しかしゴンザレスは初代チャンピオンになったにも関わらず、翌年moto3よりはるかにレベルの劣るSS300クラスに移籍させられた。 彼ら(moto3チーム)は彼(ゴンザレス)にお金を要求したということです。

初代チャンピオンにそういう冷遇があったとは!!
・・・ドルナは援助できなかったのか!?と。
これじゃあ、なんのためのタレントカップ設立か意味不明です。

 

今思えば、ゴンザレスってETCデビュー戦で一番ボロボロのつなぎを着ていたよね。そんなに貧乏だったんだ💧



さらにこの記事には、
最近ではマドリード出身の若手、ホルヘ・マルティンアロンソ・ロペスもそうだと書いてある。二人とも金持ちでもなく、スポンサーもなく、才能だけで這い上がってきた実力者だ。

マルティンは今でこそmotoGPクラスで活躍しているけど、CEVもあまり出場できてなくてかなり苦労してきたし、 ロペスは才能が認められて(支払いなしで)CEVのEstrella Galiciaに入り活躍、そのまま世界選手権にも昇格したものの・・・

その後はご存知、今シーズン前に金がらみで突然グランプリからはじき出されている。
https://www.as-web.jp/bike/660302?all


 

 

そして、2019年ETCでランキング3位だったフェルミン・アルデゲールも 金がなくてmoto3 Jrに行けなかったって自分で言っている。
https://doublemap.es/fermin-aldeguer-mi-objetivo-2022-mundial-moto2-motogp

どれもこれも、なかなかひどい話ですね😡


インタビューの最後には、自分(フェルミン)はホルヘ・マルティンと立場が非常に似ている。 なんの援助もなく苦労してきたからだ、と言っている。 

 

カテゴリー

FIM CEV (22) moto2 (10) motoGP (10) moto3 (7) Other (1)

ブログ内検索

アーカイブ

コンタクト

名前

メール *

メッセージ *

QooQ